あなたの感受性、どのくらい変化しましたか?

この前授業で出てきた言葉が最近のお気に入りです

茨城のり子さんが書いた

「自分の感受性くらい」という詩です

 

 

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

 

気難かしくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

 

初心消えかかるのを

暮しのせいにはするな

そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

 

まだ大学生の私ですが、自分が日々変わっていくことを感じます。

好きだったはずの授業が受けるのが面倒になる。

嫌いだったはずの納豆久しぶりに食べたらすごく美味しかった。

まあまあ動けたはずの体が最近いうことを聞かない。

毎日の変化を受け入れるのももちろん大事だけど、時には変化していく自分に嫌気が刺したりもします。

本当に変わりたくないなら自分で止めることだってできるはず。甘んじていてはだめだと茨城のり子さんが教えてくれました。